公社職員による東日本大震災ボランティアの現地レポートです。

宝塚市社会福祉協議会さんが東日本大震災の被災地へ、共同支援ネットワークを通じて、職員の派遣を3月26日から続けています。
この度、弊公社も宝塚市社会福祉協議会さんに協力し、このネットワークを通じて、職員の派遣を行うこととなりました。
※共同支援ネットワークとは、被災地支援のために、全国組織や被災地に立地する社会福祉法人などで結成され、震災後すぐの3月13日に立ち上がった組織です(運営の主体は、NPO法人全国コミュニティーライフサポートセンター【略称:CLC】が担っています。
「宝塚市社会福祉協議会平成23年度第1回評議員会資料より抜粋」

早速、6月13日(月)より施設管理課の大串係長を、8泊9日で、宮城県石巻市のCLCボランティア事務局へ派遣しました。
役割としては、@介護職や看護職などの「専門ボランティア(人材)」を福祉避難所や施設などへ派遣する。A福祉避難所や施設・在宅要援護者に必要な物資を届けること、等です。

6月15日第1回報告がありました。
『ボランティア派遣場所の通りですが、被災の規模があまりにも大き過ぎて言葉も出ませんでした。』

被災地(宮城県南三陸町 志津川周辺)を撮られた写真4枚を掲載します。
避難所の様子については、被災された皆様の気持ちを察すると、なかなか写真に納めにくい状況との事でした。

6月16日(木)報告
今日は石巻市の施設に物資供給に向かっています。
石巻市は広大で移動にも時間がかかり自動車専用道路を使用することが多
いです。

石巻市内の被災地です。
三陸町よりかなり離れている石巻市でもこのような状況です。
津波の破壊力にはただただ驚くばかりです。

6月17日(金)報告
東北でのボランティア活動も5日目となります。 毎日が学びの日であり職場とはまた違った刺激が多いです。 活動と言っても様々でボランティア活動後にお風呂に入るための準備で浴
槽の掃除や薪割り、湯沸かし等も皆交代でやっています。 薪で沸かしたお風呂は皆さんに好評で 次の日の活動の原動力になっているようです。

6月20日(月)報告
泊り込むボランティアが避難所で出したゴミ等を本部に持ち帰るのも私の仕事です。 ボランティアがボランティアのために支援しています。